「土地はすでに持っています。」
「親から土地を譲ってもらって家を建てます。」
建築予定地について、このように答えられるお客様が多くいらっしゃいます。
しかし、土地があればどんなところでも家が建てられるというわけではありません。
ちゃんと土地を見たうえで、どんな家を建てるのか
これを住宅業界では「敷地調査」と言い、次のような項目を調べます。
周辺環境
家を建てて長く住み続ける以上、その土地がどのような環境なのかを調べた上で家づくりをすることが重要です。
周辺の環境によって家の間取りや窓の位置なども変わってきますので、事前に下記のようなポイントをチェックします。
・ガスや水道は土地に引き込んであるのか
・周囲にはどんな建物があるのか
・敷地の形状
・日当たり、風向き
・騒音やプライバシー など
建築にかかわる法律
建物を建築するときには、「建築基準法」に基づいて行わなければいけません。
「でもそれは建物の構造とかの話なんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃいますが、建物だけでなく土地にも大きくかかわってきます。
「この土地にはこれくらいの大きさの建物しか建ててはいけない」という制限などもありますので、専門的な情報も調べておく必要があります。
・土地の用途地域や地目
・建ぺい率と容積率
・高さ制限はないか
・防火地域など特殊な制限
・接道とその道の幅員 など
最後に
現在土地を持っている方は、まずはその土地を住宅会社に調査してもらい、どんな家であれば建てることができるのかを提案してもらいましょう。
そうすることで、家づくりの目安を作ることができ、より明確な建物イメージを膨らませることができるようになります。
また、これから土地を購入する方は、今回紹介したような項目について調べておかなければいけません。
かなり大変な作業となりますので、住宅会社に直接「こんな家を建てたい」というイメージを伝えたうえで土地探しをしてもらうといいでしょう。
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株式会社ジャストホーム 長田