こんにちは!ジャストホームの長田です。
今回は屋根の施工について紹介します。
写真は5月17日に撮影したものです。
※ちなみに、屋根を施工する作業は「屋根を葺(ふ)く」といいます。
屋根の構造
屋根は、「野地板」「アスファルトルーフィング」「屋根」という3層構造になっています。
それぞれどんな役割があるのかについて紹介します。
■野地板(のじいた)
野地板とは、屋根を葺く前の下地となる木の板の事です。
ジャストホームでは厚さ12mmの構造用合板を使用しています。
これを垂木(たるき)と棟木(むなぎ)に固定します。
■アスファルトルーフィング
アスファルトルーフィングとは、防水のために野地板の上に敷くシートのことです。
雨が降ったとき、雨水の浸入を防いでいるのは屋根材(瓦やスレート)…と思っていませんか?
実は、雨水の浸入を防いでいるのは屋根材の下のアスファルトルーフィングなんです。
アスファルトルーフィングの施工は、タッカーという大きなホッチキスで野地板に張り付けるという方法です。
そのあとに屋根材を長いビスで打ちつけるわけですが、この時にアスファルトルーフィングに開く穴から
雨水を浸入させてしまうこともあります。
そこでジャストホームでは、ゴムの性質を加えてビスにまとわりつく力の強い
「ゴムアスファルトルーフィング」を採用しています。
このゴムアスファルトルーフィングには、高温でダレにくく低温で割れにくいといった
広い温度範囲での優れた特性や、滑り止めの効果などもあります。
■コロニアル
コロニアルとは、粘土板岩を使用した薄い屋根材の事で、「スレート瓦」とも呼ばれます。
この屋根材は通常の瓦と比べて軽量であるため建物に対する負担が少なく、
建物の重心を屋根ではなく低いところにすることができるので耐震性が上がります。
また、コロニアルは屋根材同士が広い面積で重なっているので、優れた防水性を発揮することや、
強風による一般的な飛散率は陶器瓦の1/3という安全性のメリットもあります。
…どうやって屋根材を上に運ぶの?
いくら屋根材が軽いとはいえ、屋根全体を覆う量の屋根材を
屋根の上まで運ぶのってすごく大変そうではないですか?
最後に、どうやって屋根材を上げているのかを紹介しましょう。
使うのはこの曲がっている長いハシゴ。
屋根材を持ってこのハシゴを一段一段…
ではありません。
実はこのハシゴには屋根材を乗せるための台車が付いています。
ですので台車に屋根材を乗せたら、
↓
台車が自動で上まで上っていき、
↓
↓
頂上に到着!
↓
それを上で待機していた職人さんが取る
という感じで屋根材を運んでいます。
いかがでしたか?
次は白蟻対策のための「防蟻処理」について紹介します。
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株式会社ジャストホーム 長田