こんにちは!ジャストホームの長田です。
今回は、建物を建てるための基準を明確に定めるための大事な作業である
「遣り方(やりかた)」について紹介します。
遣り方とは?
遣り方とは、工事を始める前に建物の正確な位置、水平、基礎の高さなどを明確にするために、
地縄張りの外側に杭や板を張り巡らせる作業です。
敷地に対して正確な位置に建物を建てるためにも、とても重要な工程となります。
遣り方に用いる道具
遣り方には主に次の道具を用います。
・レベル測量器
・杭(水杭:ミズグイ)
・板(水貫:ミズヌキ)
・ハンマー
・糸(水糸:ミズイト)
遣り方の作業内容
②次にレベル測量器を使います。
レベル測量器とは、レーダーで土地の水平を測る機械のことです。
水平な地面にレベルを設置し、打ち込んだ水杭に水平のラインを記していきます。
(作業中の写真がなくてすいません…)
③水杭の水平ラインに合わせて水貫を打ちつけていきます。
角の部分はこのように斜めにも水貫を打ちつけ、
水杭と水貫が動かないように固定します。
この水糸が基礎の中心のラインとなります。
水糸を張ったら、敷地境界線・道路境界線と水糸の距離を測り、
図面と合っているかを確認します。
…ところでなんで「水」って文字が付くの?
「水杭」「水貫」「水糸」
なんで「水」って文字が付くのか疑問に思いませんでしたか?
実は、現在のようにレベル測量器でレーダーを使って水平を測るようになる前は
水を使って水平を測っていました。
作業も「水盛り遣り方」という名前だったんだそうです。
そのため、水盛り遣り方に使うモノということで、
「水」という文字が付いていたんです!
遣り方終了!
これで遣り方作業は終了です!
次は、基礎の周りを掘削する「掘り方」について紹介します。
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株式会社ジャストホーム 営業推進課 長田