こんにちは!
ジャストホームの長田です。
今回は、木造住宅の大敵である「白蟻」関する対策について
紹介します。
※今回の写真は5月17日に撮影しています。
土台には白蟻が嫌う「桧(ヒノキ)」を使用!
…さて、土台ってどの部分だったか覚えていますか?
桧には土台に適した耐久性や防水性などがあるだけでなく、
桧特有の「ヒノキチオール」という天然の防虫成分を含んでいます。
そのため、白蟻の潜む地面から一番近い土台使う木材として
桧が最適なんです。
構造躯体に薬剤を散布!
柱の途中まで黄色く塗られていますよね?
これは「防蟻処理」といって、白蟻対策のための薬剤を散布している印なんです。
(※薬剤自体は無色ですが、散布した場所を分かりやすくするために黄色い色が付けてあります。)
白蟻対策の薬剤を土台と、地盤面から約1mの高さのところまで散布します。
「でも、コンクリートがあるから地面からは上ってこないんじゃないの?」
…そう思いますよね。
実は、シロアリはガラスと陶器以外は何でも食べます。
すなはち、コンクリートも食べられてしまうということです!
また、薬剤の効力もずっとは続かないので、
5年おきに散布し直す必要があります。
少し面倒な気はしますが、もし構造躯体に白蟻が発生した場合は
外見的にはどうもなっていなくても家を取り壊して立て直さなくてはならない…
なんてことにもなってしまいます。
普段目に見えないところだからこそ、定期的な点検とメンテナンスが必須となります。
いかがでしたか?
最後に、撮影に行った時にちょうど点検に来ていた今年入社の工務の岩永クンを紹介します!
今回は工務の先輩に教えてもらいながら建物チェックを行っていました。
ジャストホームではこのように建設時に役所の検査だけでなく
担当工務によるダブルチェックを行っています。
これからたくさんの経験を積んで立派な現場監督になってください!
頑張れ岩永クン!
次回のブログでは「断熱材」について紹介します。
熊本で建てる、適正価格の注文住宅メーカー
株式会社ジャストホーム 長田