こんにちは!ジャストホームの平尾です。
先日、『子育てグリーン住宅支援事業』という施策が発表されたことをご存知ですか?
簡単に言うと、「子育て世帯や若者夫婦世帯の新築住宅取得を支援する」事業のこと。
子育てグリーン住宅支援事業の概要には以下のように記載されております。
“2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う。”
国土交通省HP「子育てグリーン住宅支援事業について」
以下の内容は令和6年12月16日時点で国土交通省が発表している内容です。
新築住宅の補助額はいくら?
対象世帯 | 対象住宅 | 補助額 |
すべての世帯 | ・GX志向型住宅 | 160万円/戸 |
子育て世帯等 | ・長期優良住宅(建替前住宅等の除却を行う場合) | 100万円/戸 |
子育て世帯等 | ・長期優良住宅(上記以外の場合) | 80万円/戸 |
子育て世帯等 | ・ZEH水準住宅(建替前住宅等の除却を行う場合) | 60万円/戸 |
子育て世帯等 | ・ZEH水準住宅(上記以外の場合) | 40万円/戸 |
※対象となる住宅の床面積は、50㎡以上240㎡以下とする。
※以下の住宅は、原則対象外とする
①「土砂災害特別警戒区域」に立地する住宅
②「災害危険区域」に立地する住宅
③「立地適正化計画区域内の居住誘導区域外」かつ「災害レッドゾーン内」で建設されたもののう
ち、3戸以上の開発又は1戸もしくは2戸で規模1,000㎡超の開発によるもので、市町村長の勧告に従
わなかった旨の公表に係る住宅
④「市街化調整区域」かつ「土砂災害警戒区域又は浸水想定区域」に該当する区域に立地する住宅
GX志向型住宅とは?
今回の住宅支援事業で登場する「GX志向型住宅」とは、ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ性能を有する脱炭素志向型住宅のことを指しています。
環境省,脱炭素志向型住宅の導入支援事業(子育てグリーン住宅支援事業)について
https://www.env.go.jp/content/000268972.pdf
具体的には、以下の①~③にすべて適合する必要があります。
① 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
② 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」※1,2
③ 断熱等性能等級「6以上」
※1 寒冷地等の場合は75%以上、都市部狭小地等の場合を除く
※2 集合住宅は、別途住宅部分の階層により設定
「子育て世帯等」とは?
本住宅支援事業での子育て世帯とは、以下の世帯のことを指しています。
子育て世帯 | 18歳未満の子を有する世帯。 |
若者夫婦世帯 | 夫婦のいずれかが39歳以下の世帯。 |
子育て世帯は、昨今のエネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすいとして、重点的に支援するという目的があります。
子育てグリーン住宅支援事業は他制度と併用可能な場合も
今回の支援事業は、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して行う「住宅省エネキャンペーン」の一環として行われますので、各省が実施している事業と組み合わせて利用することが可能です。
しかし、各種細かい条件を満たす必要がありますので、事前にご相談することをおすすめします!
まずは、ジャストホームへご相談を!
「子育てグリーン住宅支援事業」については、2024年12月時点では、交付申請期間の詳細について発表されていないものの、令和6年度補正予算案に2,250億円が計上されています。
そのため予算上限に達し次第、打ち切りとなる可能性が高いです。
※いずれも、国会での補正予算の成立が前提となります。
今後、事業について詳細の発表があれば、随時内容を更新していきます!
ジャストホームでは、本支援事業が開始した際にいち早くお客様へご提案ができるよう準備を進めている段階です。
制度についての詳しいお問い合わせは、
ジャストホームの展示場スタッフへお気軽にお尋ねください!
ジャストホーム 平尾