家が古くなってきたから新しくしたいな…
でも私達の場合は、建て替えとリフォームのどっちにすればいいんだろう…
そんな疑問をお持ちの方に、今日から2回に分けて建て替えとリフォームについてお話します。
今回は建て替えとリフォームの違いについてです。
建て替えとは
現在の家を一旦解体し、新たに家を建て直すことを指します。
メリットとデメリットとしては、次のような点があります。
■メリット
①安全性を高めることができる
古くなった柱や壁などの部材が新しいものに変わり、
なおかつ新しい耐震基準で設計しますので
安全性の高い家を建てることができます。
②間取りを自由に決められる
家の間取りも新しく作りかえることができるので、
・今の家に生活しにくさを感じている
・子供の成長により部屋が足りなくなったり逆に余ったりしている
といった方は、家族の生活に合わせた間取りに建て替えることをオススメします。
■デメリット
①費用と時間がかかる
建物の解体工事や、工事期間中の仮住まいへの引っ越し費用などが必要となりますので、
リフォームよりも割高になってしまいます。
また、工事に2~5ヶ月ほどの時間もかかってしまいます。
(※工事期間はハウスメーカーによって異なります。)
②法律改正の影響を受けることがある
建築基準法の改正により、建物の建築当時は無かった法律の影響で
建物の大きさが制限されることもあり、注意が必要です。
リフォームとは
柱や壁などの構造体を残しながら部分的に作り直すことを指します。
水廻り設備の入れ替え工事や増改築、耐震強化などがリフォームに含まれます。
メリットとデメリットとしては、次のような点があります。
■メリット
①金額と時間があまりかからない
部分的にリフォームする場合は工事期間も家に住み続けることができますので、
工事費用や引っ越し費用を削減することができます。
また工事期間が建て替えより短いこともメリットであると言えます。
②法律改正の影響を受けない
増築以外のリフォームの場合は、建築基準改正の影響を受けないので
現在の家と同じ大きさの家に住むことができます。
■デメリット
①建物強度は古いまま
柱や壁などの構造体は残したままになるので、耐久性は古い家の状態と変わりません。
今後も長く住み続けることを考えているのであれば、いずれ建て替えを行う必要が出てきます。
②自由な間取り変更はできない
柱や壁を動かしたり、水廻りの位置を変えることはできないので、
間取りにある程度の制限ができてしまいます。
③建て替えより費用がかかることもある!
建物の耐震強化リフォームや、「大改造!劇的○○」のような大がかりなリフォーム(フルリフォーム)をする場合は、
建て替えと同じかそれ以上の金額がかかることもありますので、注意が必要です。
いかがでしたか。
建て替えとリフォームの違いについてイメージを掴んでいただけましたでしょうか?
次回は、建て替えとリフォームの判断基準についてご説明します。
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株式会社ジャストホーム 長田