「将来はこんな家に住みたい!」
「自分たちにとって暮らしやすい間取りってどんなのだろう?」
家づくりをするうえで、多くの人が一番に考えがちなのが、“どんな家を作るか”ということ。
“どこに建てるのか”という土地に関しては、
「小学校が近いほうがいい」
「○○区の近くで建てたい」
といったかんじで、イメージがぼんやりとしているケースが多々あります。
しかし、建物の事ばかり考えながら家づくりを進めていくと、次のような失敗してしまうことがあるので注意が必要です。
希望の建物を建てられる土地が無い!
せっかく建物のプランを完璧に考えていても、その建物を建てられる土地が無いことには意味がありません。
土地には「建ぺい率」「容積率」「高さ制限」などなど、建築可能な建物についての条件が設定されています。
ですので、建物のプランを考える際には、先に土地に目星をつけておいて、その土地に建てられる建物のサイズはどれくらいかを把握したうえでプランニングを行うのがいいでしょう。
周辺環境に左右される!
もし希望の建物を建てることが可能な土地が見つかったとしても、その周辺環境が建物に合っているかどうかは分かりません。
例えば、日当たりが悪かったり、家の中が暗くなったり、隣の家の窓と同じ位置に窓があって互いに家の中が見えて気まずい…といった後悔をしてしまうことがあるんです。
家のプランニングを行う場合は、日当たりや風向きなどの土地の周辺環境や、隣接する家の窓や室外機の位置などを確認しておくことが必要です。
予想外の追加料金がかかることがある!
「ここなら希望の家が建てられる!」と思って土地を購入しても、実際に建てるためには多額の追加料金がかかる場合があります。
例えば地盤補強。その土地が建物を建てる土地としては軟弱だと判断されると、地中に杭を打ち込んで建物に耐えることができる地盤を作らなくてはなりません。
他にも防火地域・準防火地域の対策や、水道引き込み工事、農地転用など、すべての条件を考慮したうえで土地を購入しなければ建物にかけることができる予算が減ってしまうことにもなりかねないので注意しましょう。
いかがでしょうか。
建物に対する要望を詳細にすることは悪い事ではありませんが、プランニングを行う際には建築する土地に目星を付けたうえで計画しましょう。
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株式会社ジャストホーム 長田