休日に家族で時間を合わせて住宅展示場や完成現場見学会に行き、モデルハウスを見学するのってかなり大変ですよね。
ですのでせっかく見学に行くからには、十分に情報を入手して帰りたいと思いませんか?
「この家は何坪ですか?」
「この設備は標準ですか?」
「実際に建てるならいくらくらいですか?」
このような質問は多くの方がされているかと思います。
しかし、本当に住宅会社の事を知るためには、もっと違うポイントからの質問をすることも重要です。
今回は、モデルハウス見学の時に質問すべき項目と、その意図について説明致します。
「年間で何棟くらい施工するんですか?」
この質問で住宅会社の年間の工事量を聞き、流行っている会社なのかどうかを知ることが目的です。そして、選ぶべき会社は工事量が多く流行っている会社です。
工事量が多い会社、すなはち仕事が多い会社には良い職人さんが集まり、家の仕上がりに期待をする事ができます。
しかし仕事が少ない会社は、一時的にアルバイトのような職人さんを雇ったりしているため、工事の質が期待できません。
住宅業界には上記のような傾向がありますので、「家のところどころに欠陥がある!」というトラブルにならないためにも、流行っていて腕の良い職人さんがいる住宅会社を選ぶようにしましょう。
「営業さんの転勤はあるんですか?」
この質問では、担当する営業マンが引き渡し後もいろんな事に対応してくれるかどうかを知ることが目的です。
家づくりを一緒に進めていく営業マンとは、出会いから引き渡しまでの期間だけでなく、メンテナンスなども考えれば一生涯の付き合いになります。ですので、住宅会社選びだけでなく営業マン選びもとても重要なんです。
しかし、「この人なら大丈夫!」と思って契約したのにその営業マンが他県に転勤になってしまって、その後に担当を引き継いだ人が前の人と比べてフィーリングが合わない…スピードが遅い…なんて事になってしまう可能性もゼロではありません。
特に全国展開している大手メーカーは要注意です。それ以外でも、他県に進出しているような住宅会社の場合は聞いておいた方が良いでしょう。
「アフターメンテナンスや保証はどのようになっていますか?」
この質問ではアフターメンテナンスや保証について知ることと、しっかり説明してくれる営業マンかどうかを判断する事が目的です。
住宅会社を選ぶ時は、価格や提案力だけでなく、家を建てた後のアフターメンテナンスや保証体制についても調べておく必要があります。
定期点検の時期、内容、有料か無料かなどは住宅会社によって違うことがあります。「○年保証」と言われて安心するのではなく、その詳細についても直接営業マンから確認しておきましょう。
また、第三者機関の保証が付いているかどうかも重要です。「自社検査をしているので大丈夫ですよ」という住宅会社には注意してください。
人間の仕事に絶対というものはなく、ミスが起こる確率はゼロではありません。工事途中の検査をする時も、自分の仕事をチェックするより他社がチェックした方が思い込みが無いぶん小さなミスに気付きやすくなります。
ですので、第三者機関からのチェックを受け、保証してもらうことは必須なんです。第三者機関の保証は付いているのか、そしてどんなことに適用されるのかは必ず確認しておきましょう。
いかがでしょうか。モデルハウスを見学する時は「いい間取りだったね~」と言って終わりではなく、その住宅会社についての重要な情報も持って帰れるようにしましょう。
熊本で建てる、適正価格の注文住宅メーカー
株式会社ジャストホーム 長田