前回は、エアコンを使い過ぎると体にどのような影響があるのかと、
人間が「眠気」を感じるときのメカニズムについてお話ししました。
今回は、寝苦しい夜にエアコンに頼らずに眠る方法について
いくつか紹介します。
体温を下げる4つのアイデア
①入浴時は湯船に入って、一度しっかり体温を上げておく
夏はどうしても「早くお風呂からあがって涼みたい!」と思っちゃいますよね。
しかし、前回「夏は体温が下がりにくく、眠気がこない」という話をしましたよね?
そこで、体温変化の振れ幅を付けるために一度体温を上げるという方法があります
38~40℃くらいのぬるめの湯に30分~1時間ほど入って体の芯からしっかり体温を上げておくことで、2時間~3時間かけてその体温が下がっていくときに体が休息モードに切り替わり、スムーズに眠気がやってきます。
②ハッカ油を使う
ハッカ油って知っていますか?
ハッカは「ミント」の和名です。ドロップの中の白いスースーする味ということでの
知名度が高いのではないでしょうか?
(あまり共感されませんが、私はドロップの中でハッカが一番好きでした)
そのスースー成分を凝縮した「ハッカ油」という商品が売ってあります。
これを水を入れた霧吹きに一滴入れて布団や枕、部屋の中などに吹きかけると、普通の風でもヒンヤリ涼しく感じるようになります。
③除湿をして涼しさアップ
同じ温度でも、湿度によって体感温度は大きく変わってきます。
梅雨時期はどうしても室内の湿度が上がりますので、じめじめとして一層暑く感じてしまいます。
そんな時はエアコンの設定温度を下げる前に窓を2カ所開けて換気を行ったり、除湿機などを使って室内の湿度を下げましょう!
また、新聞紙をクシャっとして部屋の隅などに置いて除湿する方法もあります。
私自身、最近洗濯物を室内干しすることが多く、家に帰って来た時のジメジメ感をなんとかしたいと思っておりました。
そこで昨日室内干しするときに新聞紙を床にたくさん置いてみたところ、新聞紙がしっとりしてきて、
どうやら除湿できていたみたいです!
室内も前ほどジメジメせず涼しくなったので、新聞紙の除湿効果を実感しました!
(7帖の部屋に一人暮らしをしていますので、部屋の大きさにもよるかとは思いますが…)
④寝るときに冷感グッズを使う!
氷枕や冷感マット、冷感タオルケットなど直接体を冷やすグッズもたくさんあります。
しかし冷やし過ぎは逆に体に悪いので、氷枕などはタオルを巻いたりして調節しましょう。
私は冷感シーツと冷感タオルケットに身を包んで、エアコンを付けたままうたた寝して風邪をひいてしまったことがありますので、
くれぐれも気を付けてください(笑)
夏バテにならないためにも、しっかりと睡眠をとりましょう!
いかがでしたか?
エアコンをあまり使わない生活により経済的にも健康的にもメリットがあります。
暑くて眠れない時は、エアコンだけでなく他の方法を試しながら快適な睡眠をとりましょう!
快適な室内環境は、家の断熱性能なども大きく関係してきます。
住宅の性能に関しての質問などがございましたら、
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株式会社ジャストホーム 長田